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フェザーリフト

フェザーリフト

フェザーリフトは、APTOS(R)やWAPTOS、W-TOSISと言う特殊な糸を用いて行う顔・首のたるみに対する治療法です。

皮膚切開を必要とせず、皮下組織に糸を通すだけで皮膚・軟部組織のたるみを解消します。同時に自己コラーゲン生成力をも促進します。

APTOS(アプトス)とは

皮膚を切開することなく頬や口もとのたるみを解消します。この方法はギザギザのある特殊な糸を使用します。

この糸を皮膚の下層に通すことで皮下組織にギザギザが引っ掛かり、ちょうど指で皮膚をつまんで持ち上げた状態と同じような張りのある状態を維持する事ができ、弛んだ皮膚や脂肪を元の位置に持ち上げ矯正するという画期的な若返り法です。

切開しないため抜糸の必要もなければ、面倒なガーゼなどによる固定の必要もありません。もちろん傷跡も残りません。腫れも少なく、日常生活にあまり支障をきたさないことが特徴です。たるみの状態によっては、従来のフェイスリフトの方が適している場合もあります。

WATOS(ワプトス)とは

一方ワプトスは耳の前や眉、フェイスライン、首などの皮膚や組織を引っ張りあげることでたるみやシワを改善します。たとえて言うならば皆さんが手で顔のたるみを引っ張りあげるような出来上がりになるのです。いうなれば切らないフェイスリフトといえます。

首や眉部などはアプトスよりも効果が高い場合があります。しかし目の下から頬にかけての下垂した脂肪や組織を若い時の位置に戻し頬にふくらみを作るという点ではアプトスの方がより効果的です。

ギザギザの糸とは

数十年も前の古くから外科手術時の縫合材料として使用されているポリプロピレン製の糸を使用します。この糸に高いリフトアップ効果がある理由は糸の表面に特殊なギザギザの毛羽立ちがあるためです。長さ12cmのアプトス糸は両端から中央に向かって細かく毛羽立っています。この毛羽立ちが皮下組織をしっかりと保持しながら皮膚を糸の中心に向かって収縮させます。その結果、フェイスラインは両側からの圧力により上へと持ち上がり若々しいラインを取り戻すのです。

さらに糸から導かれる収縮効果により約3週間位から周囲にコラーゲンが新生します。糸の直接的な効果との相乗効果により優れた結果を導くのです。

手術の手順
糸をかける部分に局部麻酔を行います。

アプトスアプトス専用管状の針を皮下組織に挿入します。その中に糸を通し針を抜くと糸だけが皮膚の中に残ります。糸の余った部分をはさみで切ります。糸には特殊なギザギザがありますので糸を結ぶ必要はありません。糸は皮膚の下で永久的に残ります。使用する糸は非常に安全性の高いものなので糸が残るといっても危険性はありません。

基本的には1〜3等の箇所に糸をかけることが多いのですが患者様のご希望によっては4に糸をかける事もあります。

術後の経過

腫れはメスを全く使用しないためフェイスリフトなどの手術と比べて非常に少ないです。むしろ麻酔のよってむくみ程度の腫れが出ますが傷によるものではないですのでひきも早いと言えます。1週間から10日程度で落ち着いているでしょう。

針を通した部分から若干出血し部分的に内出血を起こす事も考えられますが頬は皮膚が厚いですので大きく目立つ心配はありません。

ヒアルロン酸との併用がより効果的です。
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